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大阪訴訟の原告34名が、大阪高裁判決に抗議し、最高裁宛ての上告状を提出しました。

2023.4.25

いのちのとりで裁判全国アクション

いのちのとりで裁判大阪訴訟の原告団33名は2023年4月25日、最高裁判所あての上告状兼上告受理申立書を大阪高裁に提出しました(27日にも1名が追加上告しました)。

4月14日に大阪高裁第1民事部が言い渡した、まさかの逆転敗訴判決に抗議するため、朝8時過ぎから裁判所門前に弁護士10名を含む約50名が集結。

「不当判決」、「司法は誰のためにあるのか」、「#だまってへんでこれからも」というプラカードを掲げたスタンディング、スピーチ、チラシ撒きで、大阪高裁判決に抗議の意思を示しました。

大阪訴訟の原告34名が、大阪高裁判決に抗議し、最高裁宛ての上告状を提出しました。|いのちのとりで裁判全国アクション

スタンディング用プラカード(PDF)

大阪高裁判決から間もない4月20日、大阪弁護士会が発出した「行政に対する司法のチェック機能を後退させた大阪高裁判決に抗議し、改めて生活保護基準引下げの見直しを求める会長声明」もチラシにして配布しました。

特定の判決内容について、弁護士会が「抗議する」という強い言葉で批判するのは異例のことであり、法律家の目から見れば、それだけ大阪高裁判決が不当だということです。

大阪訴訟の原告34名が、大阪高裁判決に抗議し、最高裁宛ての上告状を提出しました。|いのちのとりで裁判全国アクション

若手弁護士が次々とマイクを握り、大阪高裁判決の不当性を訴えた後、午前9時、裁判所の業務開始と同時に横断幕を掲げて入庁行進を行い、上告状の提出を行いました。

大阪訴訟の原告34名が、大阪高裁判決に抗議し、最高裁宛ての上告状を提出しました。|いのちのとりで裁判全国アクション

上告行動後の集会兼記者会見にはマスコミ各社が参加し、報道にもつながりました。

会見で、原告の江田佳子さんは、「こんなデタラメ判決がまかり通ったらアカン。絶対に許すわけにはいきません」と大阪高裁判決を強く批判しました。

また、原告共同代表の小寺アイ子さんは、「私たちはぜいたくを望んでいるわけではない。皆さんの思い、私の思いをぶつけていって、最高裁で今回の高裁の判決をくつがえしていきたい」と力強く語りました。

大阪訴訟の原告団・弁護団・支援の会は、これからも関西地域、全国との連携を強め、他の高裁や最高裁での勝利をめざして闘っていきます。
#だまってへんでこれからも

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