2023.4.13
2023年4月13日、大津地裁(堀部亮一裁判長)で原告らの請求を棄却する不当判決が言い渡されました。
2022年10月の横浜地裁判決以来の6連勝で、9勝9敗と並んだあとの全国19例目の地裁判決。勝ち越しが期待されましたが、他の請求棄却判決と同様に被告側の主張を丸のみした「先祖返り」判決でした。
大津地裁に提訴した13人のうち4人は既に亡くなっています。判決後の報告集会で原告の男性は、「クモの糸を断ち切られたような思いだ」と司法に対する期待を裏切られた心情を吐露しました。
大津地裁の判断は、司法の職責を放棄するもので到底容認できません。弁護団は、ただちに控訴する方針を示しました。私たちは、生活保護利用者の健康で文化的な生活を取り戻すまで、全国の仲間との連帯をよりいっそう強め、断固として闘い続けます。