2020.10.10
「生活保護制度の充実と活用を求める緊急署名」オンライン署名はこちら
https://forms.gle/hQKpMPKmw7hWDuJz5
連日のご奮闘、お疲れ様です。
また、いのちのとりで裁判全国アクションへの日頃からのご支援に感謝申し上げます。
厚生労働省は2013年8月から3年間で生活保護基準を平均で6.5%、最大10%の引き下げを行いました。これに対して全国29か所で1000人を超える生活保護利用者が「生活保護法と憲法に違反する」と提訴しました。
この“いのちのとりで裁判”の最初の判決が名古屋地裁で言い渡され、請求棄却としました。判決は自民党の政策の影響を受けていた可能性を認めながら、自民党の政策は「国民感情や財政事情を踏まえたもので」厚生労働大臣が、これらの事情を考慮して生活扶助基準を改定できることは明らかであるとしました。司法の役割を放棄し政権に忖度した判決は、憲法第25条が示す生存権を「生きてさえいればいい」とする最低最悪の内容でした。こうした判決を許させないために、あらゆる運動を強めていく必要があると考えています。
2020年度内に、北海道、東京(はっさく訴訟)、大阪、福岡の4か所で判決が出される見通しです。つきましては、下記の内容でご協力をお願いしたく要請するものです。お忙しいところ誠に恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いします。
記
1 京都地裁宛の署名
京都は5月25日が結審となっています。オンライン署名ができます。メールアドレス・お名前を入力いただいたら署名完了です。なお、お名前はサイトに表示しない形での署名も可能です。お知り合いの方などにもお声掛けいただけましたら幸いです。
京都地裁宛オンライン署名
http://chng.it/F5Ry6ZRWQp
2 「生活保護制度の充実と活用を求める緊急署名」(国向け)のご協力をお願いします。
オンライン署名はこちら
https://forms.gle/hQKpMPKmw7hWDuJz5
締め切り:2022年3月末
※2021年3月末を最終締め切りとしていた全国署名「生活保護制度の充実と活用を求める緊急署名」の締め切りを2022年3月末まで延長しました。この署名を継続して集め、生活保護に対する理解を広げることがいのちのとりで裁判のためにも意義があると判断したためです。改めて、ご協力をお願いいたします。
・全国署名の送付先
〒160‐0022
東京都新宿区新宿5-12‐15 KATOビル3階 全生連気付
いのちのとりで裁判全国アクション
3 貴組織で「いのちのとりで裁判」や名古屋地裁判決の問題点、今後の取り組みについての学習会など企画の検討をお願いします。
以上
いのちのとりで裁判全国アクション事務局