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裁判勝利をめざす大決起集会が開かれました。

2019.11.26

裁判勝利をめざす大決起集会が開かれました。|ニュース|いのちのとりで裁判全国アクション

全国30の集団訴訟で争われている生活保護基準引き下げに対する裁判。名古屋地裁が来年4月に判決の見込みとなりました。これはこの問題で、全国で最初に出される地裁判決となります。

全国の弁護団は愛知での審理に協力し、口頭弁論にも各地の弁護士が駆けつけています。

愛知での裁判勝利をめざし、全国一体となって頑張ろうと、2019年11月16日、「愛知生活保護裁判勝利めざす全国大決起集会」が名古屋市で開かれました。

この集会は4つの団体、生活保護基準引き下げにNO!全国争訟ネット(全国弁護団)、生活保護基準引き下げ反対愛知連絡会、生存権訴訟愛知弁護団、それにいのちのとりで裁判全国アクションの共催で開催されました。

裁判勝利をめざす大決起集会が開かれました。|ニュース|いのちのとりで裁判全国アクション

集会では、愛知訴訟の弁護団事務局長の森弘典弁護士から愛知裁判の到達点についての報告を受けました。

全国の原告や弁護団からのビデオメッセージ、各地の原告・弁護団・支援者の挨拶、愛知の原告の決意表明がありました。

また、「厚生労働省の物価偽装を糾す」という寸劇もあり、「物価偽装」により保護費を引き下げたことが分かりやすく説明されました。集会には16名もの国会議員から励ましのメッセージをいただきました。

裁判勝利をめざす大決起集会が開かれました。|ニュース|いのちのとりで裁判全国アクション

行動提起を受け、集会決議案が拍手で採択されました。全体で150名を越える参加があり、全国がひとつになってたたかっていることが、とてもよくわかる集会となりました(集会決議PDFはこちら)。

裁判は大変重要な局面を迎えています。9月、10月に実施された証人尋問では、厚労省の生活保護基準部会の部会長代理を務めた岩田正美さんが、保護基準の大幅引き下げを容認していない旨の原告に有利な証言をしてくださるなど、あらためて保護基準引き下げの不当性が明らかになっています。

愛知での判決がその後の全国の裁判に大きな影響を与えると思います。必ず勝って不当な生活保護費引き下げ処分を撤回させましょう。

名古屋地裁に向けた署名も集めることになりました(署名のご案内はこちら)。ぜひお集めいただき、裁判勝利に向けてのご支援をお願いします。

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