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【審査請求やってみよう!】2018年生活保護基準引き下げに対する審査請求の呼びかけ

2018.09.30

2018年10月より、生活保護基準が3年かけて160億円(平均1.8%、最大5%)引き下げられます。

しかし、生活保護基準は、いわゆるナショナルミニマムとして国民生活のあらゆる基準と連動しており、その引き下げは多方面に甚大な影響を及ぼすことが必至です。

2013年からの史上最大の生活扶助基準引き下げ(670億円、平均6.5%、最大10%)に対して1000人を越す原告が全国29都道府県にて違憲訴訟(いのちのとりで裁判)を闘っている最中のさらなる引き下げを容認することは決して出来ません。

2013年引き下げに対して取り組まれた1万件審査請求運動は、わずか2ヶ月強で目標を達成し、3年間で3万件近い審査請求が提起されました。

そこで私たちは、再び、以下のとおり呼びかけます。

生活保護基準引き下げに対抗し、全国各地で審査請求を大規模に行いましょう!
めざせ1万人審査請求、再び!

「審査請求」って難しいんじゃないの…?

いえいえ、そんなことはありません。

まずは、上記の説明チラシを読んでみて下さい。

2枚目が審査請求のひな形になってますので、ダウンロードして印刷すればそのまま使えます。

★10月9日~10日にホットラインを予定しています。詳細は近日中に公開します★


こんなにひどい、2018年の引き下げ・増えたとしても雀の涙

  • 2013年引き下げの裁判の決着がついてないのに、また引き下げ!(平均1.8%、最大5%、総額213億円)
  • 子育て世帯・都市部の単身世帯に大きな影響!
  • 2013年には「物価が下がった」として引き下げたのに、今回は物価が上がっても、無視!
  • 生活保護利用者の生活状況を聞こうとしない

よくあるご質問

Q.生活保護費が減ったかどうか、わからない。
今回は、保護費が減っただけでなく、増額されたとしても「満足に生活できない!」という方にも、審査請求を呼びかけています。 この生活保護基準の見直しに対して、一緒に声を上げませんか?

Q.保護決定通知書をなくしてしまった!
なくしてしまっても審査請求はできます。福祉事務所に、何日付の保護決定か、いくらになったか、通知をあなたに渡した日がいつか、聞いてください。あるいは、記憶に基づいて記入しても構いません。審査請求のときに、保護決定通知書を一緒に出さなくてもかまいません。

Q.1人で、審査請求手続をするのは難しい…。
審査請求は代理人にお願いしてすることもできます。また、代理人は弁護士でなくてもかまいません。支援団体の人や手伝ってくれる人にお願いしましょう。

Q.生活保護を打ち切られたりしない?
そんなことはありません。審査請求は、生活保護法に定められた、正式な不服申立の手続です。これを理由に、生活保護を打ち切るなどの不利益な取扱いをすることは許されません。

Q.審査請求を出したら、福祉事務所から嫌がらせを受けるのでは…。
いいえ。そんなことは許されせん。審査請求をするということは、
■あなたが正式な不服申立の手続を知っていること
■それが実行できること
■あなたを支援してくれる人たちもいること
を、福祉事務所に対して示すことになります。 もし、何か言われたら、すぐに相談してください。

Q.審査請求書を出したら、やることはあるの?
まずは、審査請求を出したことを教えてください。全国で何人がこの手続をしたか、とりまとめています。審査請求書を提出したことを、連絡フォームから、ご連絡下さい。

連絡フォームはこちら


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